アセロラの効能効果
アセロラの力を、愛犬に与えたら！被毛・皮膚・粘膜の健康維持、視力機能をサポート、白内障の予防、老化・がん予防、視覚機能改善、皮膚疾患の抗炎症作用、造血作用
アセロラの力を、愛犬に与えたら！
アセロラは「ビタミンCの王様」と呼ばれるほど豊富で、
レモンもビタミンCが豊富ですが、アセロラはレモンの17倍ものビタミンCを含んでます。
アセロラは被毛・皮膚・粘膜の健康維持、視力機能をサポート、白内障の予防、老化・がん予防、視覚機能改善、皮膚疾患の抗炎症作用、造血作用などの諸々の予防効果が期待できる成分が豊富に含まれていると言われています。
アセロラは生のままでも美味しく食べられますが、
日本国内では沖縄県の一部でしか生産されていません。
そのため、生のアセロラを食べるのは難しいのが現実です。
＊日本食品標準成分表2020年版（八訂）を基準値として、
その食材の値が10%以上になる成分が
ペットに有効に作用すると思われ、取り上げて表記しています。
βカロテンはビタミンAに変換されて作用することから、
被毛・皮膚や粘膜の健康を維持したり、視力機能をサポートしたり、
様々な細胞の増殖に寄与します。 また、βカロテンは
抗酸化作用および免疫賦活作用などがあることが報告されています。
ビタミンCには抗酸化作用があるため体内で増えた活性酸素を除去し、
老化や、がん、生活習慣病などの予防する諸々の予防効果や、
運動量が多い愛犬や加齢などによる酸化ストレスに有効であるとされています。
さらに、ビタミンCは皮膚や関節にも良いと言われています。
ビタミンEは細胞膜にダメージを与える活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、
皮膚疾患の抗炎症作用や、愛犬の生活習慣病や老化が原因の疾病予防と
治療に役立つと思われます。脂質と一緒に摂ることで吸収が促進されます
アントシアニンはポリフェノールの一種で、
植物はアントシアニンを自ら生成して細胞を守っています。
視力・視覚機能の改善や眼精疲労及び白内障の予防に効果があるとされており、
目のサプリメントなどにも利用されています。
ケルセチンも、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用、抗炎症作用、降圧作用など、
さまざまな生理作用があることが報告されています。
葉酸はビタミンB群の水溶性のビタミンで、
ビタミンB 12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」ともいわれています。
さらに、DNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促進し、細胞の生産や再生を助けます。
特に、お腹に胎児のいる妊娠中の母犬や、成長期の愛犬には必要な栄養素です。
＊アセロラの主な成分、効能効果＆日本食事摂取基準摂取の推奨量 /日
| μg（マイクログラム）はmg（ミリグラム）の1000分の一 なのでμgの成分は省略しています。 |
| アセロラの主な成分、効能効果（100gあたり） | 摂取の推奨量/日 | ||||
| 成分名 | 値（生） | 効能効果 | 成分名 | 成人男性~高齢 | 成人女性~高齢 |
| エネルギー | 36 kcal | 熱量 | エネルギー | 2200±200kcal | 1400～2000kcal |
| 水分 | 89.9 g | 水分 | 1.5～2リットル | 1.5～2リットル | |
| たんぱく質 | 0.7 g | 人体組織の生成 | たんぱく質 | 65 g | 50 g |
| 脂質 | 0.1 g | エネルギー源 | 脂質 | 40～60 g | 40～60 g |
| 食物繊維総量 | 1.9 g | 腸内環境を改善 | 食物繊維総量 | 21 g以上 | 18 g 以上 |
| 炭水化物 | 9.0 g | 組織にぶどう糖を供給 | 炭水化物 | 250 g~325 g | 250 g~325 g |
| 有機酸 | – g | 悪玉菌の発生を抑制 | 有機酸 （クエン酸 693mg,コハク酸103mg, 酒石酸 31:2mg,ファール酸 45.8mg、リンゴ酸176mg） | ||
| ナトリウム | 7 mg | 血圧を調節 | ナトリウム | 7.5 g未満 | 6.5 g 未満 |
| カリウム | 130 mg | 血圧を安定させる | カリウム | 2,500 mg | 2,000 mg |
| カルシウム | 11 mg | 骨格を構成する | カルシウム | 800~700 mg | 650~600 mg |
| マグネシウム | 10 mg | エネルギー代謝に関わる | マグネシウム | 340~320 mg | 270~260 mg |
| リン | 18 mg | 骨や歯を構成 | リン | 1000 mg | 800 mg |
| 鉄 | 0.5 mg | 全身に酸素を運ぶ役割 | 鉄 | 7.5 mg | 10.5 mg~16.0 mg(妊婦) |
| 亜鉛 | 0.5 mg | 身体の成長と維持に必要 | 亜鉛 | 11 ~10 mg | 8 mg |
| 銅 | 0.31 mg | 貧血を予防 | 銅 | 0.9~10 mg | 0.7 mg |
| マンガン | – mg | 骨・肝臓の酵素作用を活性化 | マンガン | 4.0 mg | 3.5 mg |
| β−カロテン当量 | 370 μg | 皮膚や粘膜の健康を維持 | β−カロテン | 400～900 μg | 350～700μg |
| ビタミンE | 1.4 mg | 脂質の酸化を防止し老化防止する | ビタミンE | 6.0~6.5 mg | 5.0~6.5 mg |
| ビタミンK | – μg | 血液凝固の補助 | ビタミンK | 150 ㎍ | 150 ㎍ |
| ビタミンB1 | 0.03 mg | 糖質を燃やしてエネルギーに変換 | ビタミンB1 | 1.4~1.2 mg | 1.1~0.9 mg |
| ビタミンB2 | 0.04 mg | 発育促進剤 | ビタミンB2 | 1.6~1.3 mg | 1.2~1.0 mg |
| 葉酸 | 45 μg | 細胞の生産や再生を助ける | 葉酸 | 240㎍ | 240㎍ 妊婦240㎍追加 |
| ナイアシン当量 | 0.4 mg | DNAの修復や合成に関わる | ナイアシン | 15~13 mg | 11~10 mg |
| ビタミンB6 | 0 mg | タンパク質の分解を助ける | ビタミンB6 | 1.4 mg | 1.1 mg |
| ビタミンB12 | 0 μg | DNAの生成を助ける | ビタミンB12 | 2.4㎍ | 2.4㎍ |
| パントテン酸 | 0.25 mg | 薬物の解毒作用、等 | パントテン酸 | 5~6 mg | 5 mg |
| ビオチン | – μg | 抗炎症物質を生成 | ビオチン | 幼児4 ~50 μg | 成人 50 μg妊婦付加量2 μg授乳婦付加量5 μg |
| ビタミンC | 1700 mg | 老化、ガンの予防 | ビタミンC | 100 mg | 100 mg |
| 食塩相当量 | 0 g | 食塩相当量 | 7.5 g未満 | 6.5 g未満 | |
出典：日本食品標準成分表2020年版（八訂）果実類/アセロラ/酸味種/生
上記のような愛犬の健康にメリットがある栄養素を含んでいます。
＊愛犬にアセロラを与える適量（目安）
犬にアセロラを与える際は1日１～２粒が目安です。
アセロラに限らず、摂取のし過ぎは良くありませんので、
適切な量を守って与えてあげましょう。
犬には個体差があり、年齢・活動量・代謝・住環境などにより、
適切な給与量は大きく異なります。
| 愛犬の体重 | 一日に与える給与量 | トッピングするアセロラの量 |
| 1~5 kg | 25~80 g | 一日に１～２粒 |
| 5~10 kg | 80~140 g | 一日に１～２粒 |
| 10~15 kg | 140~190 g | 一日に２～３粒 |
| 15~20 kg | 190~235 g | 一日に２～３粒 |
| 20~25 kg | 235~275 g | 一日に３～４粒 |
| 25~30 kg | 275~315 g | 一日に３～４粒 |
| 30~35 kg | 315~360 g | 一日に３～４粒 |
このトッピングする量は一日の給与量の10%を目安として計算した量です。
適量の判断は愛犬の飼い主さんが一番わかると思います。
上記のデータは参考程度にしてください。
＊愛犬にアセロラのお勧めな与え方
アセロラは、中に種が入っているので、まるごと愛犬に与えないでください。
アセロラは2cm位と小さいため、まるごと与えると丸吞みして
気管に詰まらせる可能性があります。
面倒でも、アセロラの種は必ず除去し、細かくカットするか、
ペースト状にして与えれば安心です。
総合栄養食（ドッグフード）に健康改善トッピングして与える場合は
一日の最適な給与量の一割程度を目安にトッピングしてください。
与えすぎは肥満や体調を崩す原因になります。
カナガンドッグフードチキンにアセロラを健康改善トッピングする
＊アレルギー反応に要注意
人間でも人により、いろんな食材に対してアレルギー反応が出たり出なかったりします。
愛犬も同じです。
食べた時の体調にもよりますがアレルギーは、先天的な体質による先天性アレルギーと、
長年の食生活により発症する可能性がある後天性アレルギーがあります。
アセロラを初めて与える際は、少量からスタートしましょう。
以下の症状が見られた場合は、アレルギーの可能性があります。
アレルギー反応に要注意
アセロラを食べた際に上記のような症状が現れた場合は、獣医師に相談しましょう。
＊全国の夜間専門動物病院一覧
かかりつけの動物病院がしまっている夜間に突発的なアクシデントが発生すると、
うろたえてしまいます。そんな時は夜間専門で対応する動物病院が頼りになります。
夜間診療のため、必ず事前に電話連絡してください。
いつごろ、どのくらいの量を食べたか、症状が出ていたらどうしたらいいかなど、
できるだけ詳しくメモをして動物病院へ連れていくか、電話で問い合わせてください。
＊まとめ
アセロラは非常に傷みやすい果物で樹上熟成するとすぐに傷みはじめます。
そのため、沖縄でしか生果を目にすることができないと思います。
日本では沖縄県の一部で5月〜8月にかけて収穫されているそうです。
主食のドッグフードは栄養バランスを考えて成分が配合されています。
なので、アセロラを与える時はあなたの愛犬の健康を少しでも改善する為に
症状に合わせた食材をトッピングする目的にお使いください
・愛犬が食べることができる人間の食品
・愛犬が食べてはいけない食品
・与えてもいい果物
・与えてはいけない果物
・与えてもいい野菜
・与えてはいけない野菜
ドッグフードに 健康改善トッピングを！
上記の記事にそれぞれの食材の効能効果、詳細をまとめています。参考にしてください。
愛犬と長く楽しく暮らすためにも、愛犬の健康管理は重要ですね。
カナガンドッグフードチキンにアセロラをトッピング
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